産後矯正


◆産後からだ変化

①骨盤の変化

産後は通常の骨盤より広がった状態です。

その理由としては、出産に向けて胎児の産道を確保するために妊娠3ヶ月目頃から妊娠末期までにリラキシンというホルモンが分泌されていきます。

このホルモンは骨盤回りの関節や靭帯を緩める作用があるため、骨盤回りが不安定になり産後も骨盤が広がったままになる要因となります。

産後ホルモンの分泌はおさまり徐々に広がった骨盤も閉じてきますが、歪んだまま閉じてしまうより閉じる前に歪みを整えた方が良いです。


②腰痛・恥骨の痛み

妊娠中お腹が大きくなるにつれて、腰椎(腰の骨)は前に引っ張られることで反っていきます。

加えて妊娠中にお腹が大きくなるにつれて動ける範囲も限られてくるため、運動量が低下し腰周辺や脚の筋肉も落ちていく傾向にあります。

それにより妊娠中や産後には骨盤の不安定性・腰椎の前弯(反り腰)・筋力低下が要因で腰痛や恥骨の痛みを引き起こすことは珍しくはないのです。

腰痛の原因は、上記以外にも関係があるので妊娠中や産後の腰痛でお困りの方は当院へご相談下さい。


③産後うつ

ここ近年、産後うつという言葉を耳にするようになった方もいれば産後うつ自体を聞いたことがない人も多く認知度がまだまだ低いようですが、近年10人に1人は産後うつを発症しているという結果が出ています。

産後うつは、出産後2週~6ヵ月の間に発症することが多く「家事や育児にやる気が起きない」、「食事も睡眠も取れない」、「恐怖や不安にかられたり自分を責める」、「笑うことも少なく泣いていることが多い」など症状は様々で誰にも理解してもらえないという孤独な感情があります。産後うつが原因で自殺をする方も現状います。

環境の変化が大きく影響していると同時に真面目で几帳面な性格の方が罹りやすいと言われています。一人で悩むことなく周囲の理解と協力が必要です。


◆産後ケア重要性

産後初めての育児に戸惑いながらも自分のことよりも子供のことを優先に四苦八苦しながらも子育てに奮闘する女性は肉体的にも精神的にも負担が大きいのは言うまでもありません。

母親は子育てをするのに手いっぱいで、自分のことは二の次で自分の時間も子供に捧げている分、周囲の協力が必要不可欠です。

家族の理解と協力、母親自身も体のケアが必要です。

出来るだけ良い環境で子育てをするためには、精神的・肉体的・経済的・その他環境のバランスが大事ですよね。

人間の体は眠れないことで、身体も脳も疲れがどんどん蓄積されていきます。子育てで疲れているのに眠れない母親は多くその蓄積が更なるストレスを与え悪循環を起こしていきます。

産後の負担のかかった身体(ゆがみ・筋肉の緊張・眠れないなど)は、ケアが必要です。

極力ストレスがない状態での子育ては、赤ちゃんにとっても大事なことではないでしょうか。

1.出産後は骨盤を治すチャンス

妊娠後は『リラキシン』というホルモンの影響で産道を開きやすくするため骨盤周りの関節や靭帯が緩んだ状態が続きます。

当然、妊娠前より骨盤は広がっていますが、2~3ヶ月かけてゆっくりと閉じていきます。

実は産後緩んでいる時が骨盤のゆがみを取る「最大のチャンス」なのです!

 

2.産後からの疲労を取ることが大切

出産後は骨盤の矯正とともに、出産時からの育児疲労を少しでも取ることが大切です。

もし疲労を取らずに無理をすると、慢性的な腰痛や肩こり、骨盤痛などの症状が出やすくなります。

 

3.母体にとって良いことは、赤ちゃんにとっても良いこと

産後の肉体的疲労と精神的疲労がある母親の心身は必ずしも万全の状態ではありません。

だからこそ疲労を取り、姿勢を正し、自律神経を整えることが必要なのです。

お母さんが元気で笑顔でいることが、赤ちゃんにとってもいい環境なのです。

 

4.ストレスは厳禁

辛い症状を我慢することは、母体にとって大きなストレスになります。

ストレスを感じることでイライラ、不眠、うつ症状、不安になることが増えていきます。

◆産後矯正を開始する時期

産後矯正・体のケアは産後1ヶ月目から可能です。

産後半年以上経過している場合、骨盤も閉じてしまっているため早めのケアが重要です。(退院後すぐ)

 

通う回数:10回~15回

ペース:月に4回

◆他院との産後ケアの違い

[一般的な産後のケア]

マッサージ、カイロプラクティック・ベルトを使った矯正など

 

[当院での産後のケア]

当院での産後のケアは、疲労した筋肉・歪んだ骨格・神経機能の3つを根本からアプローチしていきます。

身体の構造(姿勢・ゆがみ)を整えることで機能(筋肉・関節・神経の働き)が回復していきます。

健康な身体と体型の回復に向けて日頃から気をつけることも、しっかりとアドバイスをしていきますので、初めての方もご安心下さい。

※お子様とご一緒でも施術中は受付スタッフが見ますのでご安心ください。




I.N様 (33歳 女性/東京都品川区)

症状:産後の腰痛・骨盤矯正

姉の紹介で長女を産んだ後の骨盤矯正で初めてお世話になりました。

産後の骨盤の広がりと体型を戻したいのと産前にはなかった肩こりと腰痛にも悩んでいました。

 

姿勢と骨盤など歪みを根本から整えていただいたおかげで、産後に履けなかったズボンも5回ほどの施術で履けるようになりずっと気になっていた肩こり腰痛も軽くなり子育ても乗り切れています。

2年後に次女も産まれたので今回も引き続きお世話になっております。

いつも安心して通わせていただいています。

丁寧な問診と10種類以上の検査を行うことで、

より症状や痛みの原因が特定しやすくなり患者様を根本改善に導くことができます。

 

なぜ症状が改善しないのか?

なぜ痛みを感じるのか?

 

患者様自身がその原因を知ることで自身の身体をより深く理解し、安心して施術を受けることができると考えております。

患者様にとって本当に必要な治療だけをご提案させていただきます。


筋肉をマッサージしたりストレッチをするような施術は一切行っておりません。

 

根本原因である姿勢・身体の歪み(構造)に対して治療を行っていきます。

身体の歪みを整えることで、本来人間のもつ自然治癒力を最大限に引き出すことができます。

 

身体のゆがみを整えることで、よく眠れるようになり、筋肉が緩み、関節の可動域が広がり、手足に力が入るようになり、内臓機能が高まることで食欲が沸き、便秘が改善したりとあらゆる生命にかかわる機能の向上が期待できます。


これまで都内の整骨院や治療院で15年以上の施術経験を経て、9年間に渡り都内グループ院の総院長として数多くの患者様を治療するとともに多くの治療家、セラピストの育成もしてきました。

また全国の治療家の先生向けにセミナー講師や他社様への技術指導の経験もあります。

 

頭痛・肩こり・腰痛を専門とし、あらゆる症状に悩む患者さんを診てきました。

その数は延べ28,000人を超えます。

 

豊富な知識と技術で初めての方でも安心して施術を受けられることを第一に考えております。


当院は、頭痛・腰痛・自律神経症状に悩む患者様を専門に診ております。

その理由は、日本の有訴者率(病気やケガなどで自覚症状のある人の割合)のうち肩こりと腰痛は毎年1位、2位となっており多くの人が悩まされている現状があります。
それだけではなく頭痛、うつ病、自律神経失調症を伴う人が急増しており、うつ病のその先に自殺を考える人も少なくありません。日本の年間の自殺者数は2万人を超えています。
 

人は社会で様々なストレスを抱えた環境の中で、次第に身体や精神を壊していきますだからこそ1人でも多くの人に健康な人生を送っていただきたいという強い思いから頭痛・腰痛・自律神経症状を専門に行っております。


当院は、医学的・科学的根拠に基づいて検査や治療を行っていきます。

患者様の症状や痛みを根本から改善していく為には、医師との連携が必要と考えております。

 

患者様の状態をより深く把握するために、提携先クリニックご協力のもと正しい情報の提供に務めております。

レントゲン撮影などをご希望される方、精密検査の必要がある場合は提携先のクリニックをご紹介させていただきます。

 

※当院では、レントゲン等の指示・診断行為は一切行っておりません。 



当院で対応可能な症状