予防・メンテナンス


未病とは

これから病気に向かう状態をいいます。

検査では異常が見つからないのに自覚症状がある状態(東洋医学的未病)と自覚症状はないけど検査をすれば異常と診断される状態(西洋医学的未病)があります。

現代日本においては、超高齢化社会を迎え男女ともに平均寿命が80歳を超えています。健康な人であれば現代医療においては、100歳まで生きれるとも言われている時代です。

しかし、現状は40歳を過ぎる頃から身体を壊し生活習慣病や原因不明の体調不良に悩みながらだましだまし健康とは言えない状態で人生を過ごしている人がほとんどではないでしょうか。

事実、真の健康状態で生活できている人は少なく、多くの人が未病状態にあるということは何を意味するでしょうか・・・

病気になっていなくても頭痛・肩こり・不眠・疲労感・体調不良などの「未病状態」が続いていることは、もはや病気の一歩手前と言っても過言ではありません。

 

「未病」は、古来中国から伝わる予防医学の原点です。病気になってからではなく、病気になる前の予防が重要だということです。

健康な状態から未病にならないようにする「予防医学」、未病の状態から病気にならないようにする「未病医学」こそが、これから発展すべき医療分野の一つだと心から思います。

◆「予防医療」こそが、健康な人生への近道

あなたが100歳まで生きる場合どちらの人生を選びますか?

A.何種類もの薬を飲み続け医療費もかかり、寝たきりの生活でやりたいこともできない人生

B.身体の予防に気をつけて、医療費もかからず元気にやりたいことができる人生

 

自分がどんな人生を送りたいかで、今からやるべきことが明確なるのではないでしょうか。

 

なぜ、歯を磨くのか?

それは幼いころから虫歯にならないように教育を受け虫歯予防の習慣ができているからです。

 

なぜ、体調が優れないのか?なぜ病気になるのか?なぜあちこちが痛いのか?

それは「未病や病気の予防ができていないから」ではないでしょうか。

 

背骨の歪みを整えて身体の不調を予防する、運動・栄養・休養を心がけ常に健康意識をもつ、定期的に検診を受けることが「真の健康」につながり、心身ともに豊かな人生を送る近道ではないでしょうか。


◆「予防医療」が医療費削減につながる

2016年の厚生労働省の統計データにおいては、年間の国民医療費は約42兆円という発表がありました。

国民一人当たりの医療費は年間33万円とも言われており、超高齢化社会に突入している日本の財政は厳しさを増すばかりです。

入院医療費、入院外医療費に次いで薬局調剤費も大きい割合を占めています。処方された薬を最後まで飲み切る人に比べ余って捨てる薬が多いと言われているなか、本当に医療費の無駄遣いを無くしていけるかは今後の日本の未来にとっても大切なことです。


内科・消化器科・脳神経外科・歯科・未病の症状などあらゆる分野において「予防すること」は健康維持だけでなく医療費削減にもつながり、それは日本の未来にとってもプラスだと考えております。

◆健康カラダ作りは『背骨予防』から

猫背は百害あって一利なしの『万病の元』です。

猫背=背骨が曲がった状態(胸椎後弯)を指します。長時間背骨が曲がっていると周りの筋肉は緊張し、血液循環も悪くなります。

血液循環が悪くなると、筋肉や内臓に酸素と栄養が行き届かなくなってしまいます。すると筋肉や内臓は疲労し体には倦怠感(だるさなど)を感じます。

日頃のストレスに加えだるさが続くと自律神経は乱れ、肩こり、腰痛、不眠、頭痛、内臓機能の低下を引き起こします。これが未病の段階(病気の一歩手前)です。

猫背になることで内臓は圧迫され、摂取した食事の栄養素の吸収も妨げられることで、より体の不調は増していきます。

元気な高齢者の方を見れば姿勢が良いのがわかりますよね。

猫背を改善しないことは、未病から病気へと発展するリスクを高めてしまうのです。

☞ 猫背について詳しくはこち


◆院長は15年以上、約3万人の姿勢(猫背)を診てきました

院長はこれまで猫背や姿勢のゆがみについて研究し、15年以上の経験と約3万人の患者様の姿勢を診てきたスペシャリストです。

姿勢専門の治療院で、猫背が治らないと思っている人でも先天的・後天的変形などがない限り猫背が改善される実績をあげています。

 

猫背を改善することは、見た目だけでなく病気の予防につながります。

あらゆる症状や痛みの根本の原因である猫背の改善は、皆様が今後健康な人生を歩んでいかれる上で最も重要なことなのです。